年に一つ挑戦する

「多くの人が、1月2月3月から12月と一生懸命働いて、正月に今年はいい年になりますようにと神様にお願いしますよね。また1月から12月と働いて、正月に神様にお願いをする。その割に景色が変わらない人がいますね。」と講師から言われました。確かに、そんなに会社が変わってないなぁと胸が痛くなりました。


さらに続けて講師が言いました。これが悪いとは言いませんが、たった一度の人生ですから、去年と違う景色を私(講師)は見たいと思っているんですよね。もし皆さんの日記を本にしたときに、こういう本なら買いたいと思いますか? 


1ページ目を開けると朝起きて、会社に行って仕事をした。昼飯を食って、仕事して家に帰った。夕食を食べて、風呂に入ってテレビを見て寝た。2ページ目を開けると朝起きて、会社に行って仕事をした。家に帰って夕食を食べて風呂入ってテレビを見て寝たと書いてあります。3ページ目を開けると、また同じ。4ページ以降も同じです。こんな話を聞きたいですか? 聞きたくないですよね。だけど皆さん、似たようなことを繰り返してませんか? もちろんこの間に、小さな変化はあるとは思います。それも楽しくて良いかもしれません。


私は、人生はある程度作っていくものだと考えています。そこに醍醐味があると思っています。動植物は、与えらえた環境で生きるしかありません。人間の面白さは、与えらえた環境をある程度超えられる力を持っているところだと思うんです。障害があっても、家庭環境が悪くても人生を作っていける時代に生まれています。そう言うチャンスを与えてもらっています。それだったら最高に面白い読み物(人生)にしたほうがいいと思うのです。私は、努力する度に景色が変わってきています。その景色を見て、また新しいことをしたらどんな景色が見えるのかが楽しくなってきました。


「初め有らざるなし、克(よ)く終わり有る鮮(すくな)し」という言葉があります。物事をするのに、初めはだれでも計画を立てて一生懸命にやるが、それを最後までやりとげる者は少ないという意味です。


今年はこれをやろうと年始に誓っても秋ごろには、今年何を誓ったすら忘れている人もいます。これでは、最後までやり切れるわけがないですね。一年に一つ確実にモノにする。一年に一つ確実にギアを変えていく。そうすることで人生の景色は変わっていきます。

一年というと短く感じる人もいるかもしれませんが、一つに絞れば、一年と言うと十分長い時間があります。


こうやって講義を聞くことで満足する人がいます。しかし、聞いたことをやらなければ、知らないと同じ。多くの人ができるまで(やり切る)やってないですねと講師の方が話をしてくれました。


私(辻)は、社会人になってからは、目の前の仕事に追われて、狙って○○するということはありませんでした。極端に言えば、講師の方がおっしゃる通り、会社に行って飯食って、風呂入って寝ると言われても仕方がない生活だったと思いました。

それで、私は年に一つ新しいことに挑戦することにしました(多分、講師の言いたいことは違うと思います)


50歳・・富士山登頂

51歳・・100kmウォーク完歩

52歳・・2月の五十鈴川での水行(禊)

53歳・・ニュースレター発行


今年は、小冊子の発行に挑戦しました。しかし、今年中に発刊まではいたりませんでした。十分時間はありましたが詰めが甘かったです。こんなこともあろうかと、私は、代替案をいくつか用意しています。残された時間と手軽さから、バンジージャンプを飛ぶことにしました。


やっとバンジーの話になりました(笑)。ネットで調べると、私の家から一番近いのは、奈良県の三郷町にある開運バンジーでした。息子を誘って、12/12に行ってきました。まずは格好からです。赤いセーターを着て、自分を奮い立たせました。妻からは「50も超えて何でそんなことをするの?」と呆れられました。「男にはやり切らなあかんことがあるねん」とそれだったら小冊子を書き上げればいいのにと論破されてもおかしくない言い訳をしながら家を出ていきました。


目的地に、近づくと橋の上に人が集まっています。そこが飛ぶところでした。橋の上から下の川まで思っていたよりも高いです。駐車場に車を止めて、受付で行きました。









先に飛んだ女性二人を見つけて声をかけました。「飛べましたか?」と質問をすると「5.4.3.2.1ってあの場所で言われたら飛ぶしかないですよ」と笑顔で答えました。私は、道中で考えてきたアカン時のための対策案を披露しました。


「最後に、背中を押すサービスってありますか? それがダメなら座って飛べますか?」と彼女たちの答えは「全部だめです。自分で飛んでください」でした。


やっぱり自分の足で飛ぶしかないのか! なんか足がすくみそうだなぁと不安しかわいてきません。その不安を取り除こうと、ロープがついているから死ぬことはない。恐怖がある方がおかしいと論理的に正しいことを頭の中で唱えました。それでも恐怖心は沸いてきます。


とうとう順番が回ってきました。5人チームの一番目が私でした。モタモタしてられない順番でした。恐怖心が沸くのは、高さです。それで足元は絶対に見ないようにしました。自分を励ますために、大声で返事することを心掛けました。


「準備ができましたよ。ジャンプ台まで来てください」とインストラクターが言いました。この移動する時が一番怖かったです。ジャンプ台に立つと、下は見ないぞ! 目の前にあるもう一つの橋を見るだけ。


覚悟って決まるもんですね。ここまで来たら、恐怖を感じなくなってきました。最後にいくつかインストラクターから質問がありましたが、「ハイ」と大声で答えてました。ついにカウントダウンが始まりました。「5,4,3,2,1」


この後、どうなったかは、下記の動画で確認してください(笑)


動画1

https://youtu.be/8O81bibZ_sw


動画2

https://youtu.be/0A8wToQxP9k





一つやり切ることで次の目標ができ、人生が少し楽しくなってきました。


「60は、ちゃんちゃんこ着てスカイダイビングだ!」