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早速環境整備をやってみた

7月2日の朝に悲劇は起こりました。朝礼が終わり、会社の階段を下りていくと、最後の段を踏み外し、転倒しました。そのときに、体重が左足の小指にかかったようで、付け根の骨にひびが入りました。病院へ行くと、全治4週間と宣言されました。


予定していた出張も取りやめ。時間ができました。この体でもできることはあると考えて、ニュースレターは今月は3回、いつもより多く発行することにしました。


また、先日、会社見学をさせていただいた環境整備を、早速行うことにしました。環境整備の最初の一歩と言えば、引き出しの整理整頓です。実は、数年前に環境整備をやりました。スポンジに文具の型取りをしてカッターで抜き、そのスポンジをお菓子の缶のフタに貼り付けました。




やったときは、これで第一歩を飾ったと満足していました。しかし、数か月すると、使っている文具が変わりました。そうすると型取りしたところに文具が入りません。(この写真でいうと、修正テープのところです)


これを見て、気分がダダ下がりました。そうすると、以前と同じようにこのスポンジの上に筆記用具が積まれていくようになりました。


先日、環境整備を拝見させてもらい、かなり進化していることに気がつきました。私が学んだころは、筆記用具の形に型取りして、そこにキチンと入れていました。

今は、文具よりも小さい四角い穴に、文具の一部を入れて、文具を斜めにすることで、取りやすくなっているのです。取りやすいことも素晴らしいですが、型取りしてないので、文具の大きさが多少変わっても使えることの方がすごいと思いました。



また、よく見ると、四角い穴の位置、幅、長さが揃っています。これはカッターで自分で穴を開けたわけがありません。何らかの工夫があるはずです。


社員さんに質問をすると、今は1.5cm角の四角いマス目のついたのスポンジがあるそうです。それもマス目に切り込みがあるので、簡単に手でちぎって四角の穴ができるというのです。知らない間にやり方もですが、道具も進化していることに驚きました。


社員さんにスポンジの品番を聞いて、アマゾンで「トラスコ 5S管理シート 12mm厚 T5S-12」(これ以外にもいろんなメーカーがあるような感じです。)を購入しました。ぱっと見は、マス目がないです。切込みが入っているので、シートを曲げると切込み線が見えてきます。下に敷く薄いスポンジも同封されていました。こりゃすげーなぁと道具の進化に深く感動していました。



感動していても何も始まりません。まずは、文具の場所決めです。文具が重ならないように、スポンジの上に並べました。

最初に大きい文具の電卓の場所を決めて切込みに沿って、スポンジを切り抜いていきました。カッターも不要で、軽い力で四角いスポンジを引っ張れば、取れていきます。

電卓の部分を切り抜いたら、一マス開けてペンの部分を抜いて行きました。穴の長さはこのマス目通りで、幅もほとんどこのマス目を通りです。作業は抜くだけなんでめちゃくちゃ簡単です。



ホッチキスの幅だけは上手く行かなったので、カッターを使って調整した程度です。ここでポイントは、後からでも簡単にスポンジは抜けるので、少し小さめの穴にすることです。

スポンジのマス目には、結構な切り込みが入っているので、細くなったところはかなり弱いです。補強ために穴の周囲にも両面テープを貼り付けました。ただし、穴の長さを調整できるように、長さ方向には、テープを貼りません。





引き出しにセットして、文具を入れました。穴の長さが、短いと思ったところは調整して完成です。文具の位置が揃っているのは、とても気持ちいいです。この美しさに魅了さ

れて無駄に引き出しの開け閉めをやっています(笑)。

また、戻していない文具も一目で分かるので、すぐに探します。



少し問題なのは、同じ形の長方形の穴が開いているので、どの穴が、どの文具なのかが一目ではわかりにくい所ですね。所要時間は、わずか1時間半。たぶん二回目なら1時間もかからないでしょう。費用は、この5Sのシートが1200円程度です。これはやらない方が損ですね。特に、文具をよく探す方にはお勧めです。

厚みは、7mmと12mmがあります。12mmでも引き出しの開け閉めの際に、中の文具が動くことがありました。たぶん、7mmだと高さが不足して、文具がかなり動く気がします。12mmをお勧めします。












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