隙間時間を大切に

先日の歌舞伎町での掃除の後、予約した新幹線には十分時間がありました。新宿をぶらつきながら、駅に向かって歩いていると、目に入ったのが、「献血」という文字です。時間があるので、久しぶりにやってみようか！　という気持ちが湧いてきました。そしてもう一つ邪な考えもありました(笑)。

30年振りに入ってみると、まぁ驚くほどきれいになっています。受付に行き、「献血したいのですが、30年振りなんです」というと「手続きに時間がかかるのですが、何時まで行けますか？」といわれました。「1時間程度なら大丈夫です」というと、相手の態度が変わりました。

「予約していただいていても40分はかかります。今からカードを作ったりしていると」と悩みながら、「何とか早くやってもらえるようにしましょう」と言ってくれました。

昔の感覚で、行ったらすぐにベットに横たわって、血を抜いてもらえば終わりだと思っていましたが、

①海外渡航歴の有無など様々な確認

②医師の診断

③簡易な血液検査

がありました。献血されている方はご存じだと思いますが、献血によりエイズが広まったことで厳しくなったそうです。

いざ献血に行くと、飲み物は自由にいくつでも持って行ってくださいと言われました。その場に行くと、味気のない白いベットではなく、クッション性の良い椅子です。そして目の前にはちいさな液晶TVがありました。

献血が終わった後も、飲み物は自由にと言われました。まぁ至れり尽くせりだと感心しました。隙間時間を活用したおかげで久しぶりに献血をすることをでき、これを機会に献血も続けてみようと思います。

さて、献血をした邪な理由とは、「血液検査の結果」が欲しかったのです。

毎年、私は春に健康診断を受診しています。「肝臓の数字が悪い。コレステロール値が高すぎる。お酒を控えて、運動してください。」といつも医師から言われます。

とうとう昨年は、「軽い脂肪肝です」とまで言われました。ここまで言われるとさすがに運動をしなければとは思いましたが、一人でやるのは面倒だなぁという感情が湧きます。それで5月から飼い始めた犬をフックにすることにしました。犬を口実に、朝、30分ほど散歩に行くことにしました。

予防接種などの関係で、6月から散歩を始めました。この散歩の30分の時間を捻出するために、早起きする必要が出ました。さて私は、いつもよりも30分早起きしたでしょうか？

実は、15分ほどです。

それじゃ、残りの15分くらいに、今までは、何をしていたかと自分の行動を振り返ってみると、ぼーーっとテレビを見たり、だらだらと行動していたわけです。

これには、ちょっと驚きました。「多くの人は時間がないと言いながら、小さな隙間時間を無駄にしている。このつぶした時間で人生がつぶされている」と経営の師匠から学びました。まさにこのことだと思いました。この気づきのお陰で、新幹線の車内でハガキを書く実践にもつながりました。

また、仕事をしていても、隙間時間があったときに、ちょっとのつもりで見たネットの情報があれよあれよと、ほかの情報へと見てしまうということもありました。結局、隙間時間以上の時間をネットサーフィンに使っていることもありました。

これに対しては、キンドルを使うことにしました。隙間時間があれば、キンドルで読書するにしました。すべてがうまくいっているわけではないですが、隙間時間を気にするようになりました。

さて、血液検査の結果ですが、（6月から11月までの5か月間の運動の結果です）コレステロール値、肝臓にかかわる数値がすべて標準値以内に収まりました！！これも隙間時間の活用のお陰です（？）。

この程度の実践で、「時間の使い方で人生は変わりますね」は言いすぎですね(笑)。

今月もかわいくなって帰ってきました！