MG(マネジメントゲーム)とは
愛知県、三重県を中心に毎月マネジメントゲーム(以下MG)を開催しています。MGとは、昭和51年に西順一郎氏がソニーCDIで開発した経営教育ツールです。ひとりひとりが製造会社の社長となり、300万円を元手に、採用、機械購入、研究開発、教育、広告などの投資などを行い他社との差別化を図りながら、商品を製造販売をして、自己資本を増やしていくという研修です。
このゲームを通じて「利益とはどんなものか?」「経営計画の立て方は?」「経営戦略とは?」「社長の考え方は?」などを身につけていくことができます。
起業や独立を希望する方、後継者として会社に入られた方が、座学でマーケティングや財務を学んでもきっと経営するのは不安だと思います。それは経営を実際にしたことがないからですね。経営とは車を運転するようなものだと思います。運転は、目的地(ゴール)に向かって、今の状況に合わせてハンドルを切る。スピードを変える。経営も利益(あるいは理念)に向かって、現状に合わせながら会社の方向を変えていきます。状況判断が上手な人、ゴールがキチンと設定されている会社の成長が早いですね。
運転を学ぶのに自動車学校を利用します。自動車学校では車の構造やルールなどの座学だけでなく、技能講習と言って車を実際に運転をします。両方を学ぶことで車を運転できるようになります。経営も同じで座学で学ぶだけでなく、技能講習が必要だと思うのです。その技能講習がマネジメントゲームです。ゲームとつきますが、経営そのものを体験できます。
さらに詳しく知りたい方は、友人が作ってくれた動画のほうをどうぞ

同卓はライバル会社
一卓5~6名でゲームを行います。販売は、入札制です。周りの人がライバル会社になります。

他社と差別化
他社と販売能力や価格競争力、製造能力を差別化し、販売数量を伸ばします。

決算書が分かる
経理を知らなくても自分自身で決算ができます。研修を繰り返すことで自社の決算書が読めるようになります。

経営計画を作成
売上を狙うのではなく、利益(ゴール)からの逆算が身に付きます。

利益が分かる
決算書では、分かりにくい「利益」が分かるようになり、要素で考えることができるようになります。

気づきを促す
同じ時間、同じ回数意思決定をしていますが、結果は大きく違います。その違いは意思決定の精度の差にあります。
MG の3つの特徴
1.多くの研修は「分かることを目的」にしているのに対し、このゲームは「出来るようになることを目的」としています。一般的な研修に参加しても理解したつもりで「会社に帰って使えない」ということが私もよくありました。このゲームは、「理解すること」から経営を学ぶのではなく、筋トレのように繰り返しているうちに「身につく」という実践的な研修です。
2.利益意識がつく。「利益」という目に見えないものについての理解が低く、つい目に見えやすい「売上」に気を取られがちです。そのために利益目標もなく安価で販売する営業マンがいたりします。ひどい会社では社員さんの中に「少しでも楽をして、たくさんお金をもらうことが得」という考え方をする人がいたりします。これで会社が儲かったらおかしいですね。ゲームの販売を通じて「どのようにして稼ぐか?」利益感覚の真髄が学べます。
3.将来を見る目が養われる。起業したばかりや社長を交代したときは、つい目の前の利益や売上にとらわれてしまいがちになり、経費を削減したり、採用や投資を控えたりします。このゲームを通じて将来良くなるために、あるいはゴールを目指して、今、手を打つことを学びます。その結果、投資意識が変わってきます。
文字で書くと、難しそうに思えますが、ゲームを通じて楽しく学べます。
初心者の方にも丁寧に説明しますので、ご安心ください。
MG開催予定
- 6月24日(金)美和建装
- 6月25日(土)カネージュビル
- 7月09日(土)海の蝶
- 8月20日(土)ウィンクあいち
- 10月22日(土)桑名市パブリックセンター
- 11月19日(土)じばさん三重
- 12月17日(土)ウィンクあいち