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MQ会計を豊富な事例で学べる小冊子
「利益のルールを学ぶと赤字体質の会社が儲かる会社に変わる」が完成しました。MQ会計をたくさんの図表を使って、豊富な事例で解説をしています。初心者の方からとても分かりやすいと好評を得ています。 第一章を公開させていただいています。ご笑読いただけましたら幸いです。...
2022年9月1日読了時間: 6分


1か月早い誕生日パーティー
先月、従業員さんからこんなふうに声をかけられました。「社長の誕生日に、パーティーをしたいのですが、予定空いてますか?」社長としては、胸を張って「もちろん空けてあるよ」と言いたいところです。 その日は、私が自分で入れた研修がガッツリ入っている日でした。“完全に自分のせいで空いていない”という、この情けなさ。とはいえ、どうしようもないので、泣く泣く「すみません、その日は無理です…」と伝えました。 すると、従業員さんは嫌な顔ひとつせず、「大丈夫ですよ。別の日にします」と、まるで私が悪くないかのようにフォローしてくれました。その優しさに、胸が熱くなりました。 その数日後のことです。「社長、11月23日か24日は空いてますか?」と改めて聞かれました。スケジュールを見ると24日は空いていたので、そう伝えると、「では、1か月ほど早いですが、その日に誕生日パーティーをします」と元気よく返ってきました。 「いや、誕生日は12月やけど!?」という心のツッコミを飲み込みながら、“なぜ1か月早いのか…”という疑問を抱えつつ当日を迎えました。 案内されたお店の入り口をくぐ
3 時間前読了時間: 4分
ペットボトルの一件で気づいた「傲慢さ」
私は、自宅周辺のゴミ拾いをしています。以前は月1回でしたが、最近は、週末の犬の散歩に合わせてごみ拾いをするようになり、月に3-4回程度になりました。回数が増え役立っているという実感がわいてきました。 ごみの量が増えてきたので、妻から市が提供してくれている「不法投棄物等回収専用ごみ袋」を使うように提案され、専用袋を使うことにしました。45Lと大きい袋でしたので、3-4回程度ごみ拾いをしないと満杯になりません。 先日、ゴミ拾いに出ようとすると「ペットボトルは分別してね」と妻から言われました。理由を聞くと、「この前はペットボトルを分別していなかったから持って行ってくれなかった」とのこと。 その瞬間、私は、ごみを持っていかなかったごみ収集者に対してイラッとしました。「どうせ汚れていて燃やすだけなのに」「地域のためにやっているのに、いちいち細かいな……」心の中にそんな言葉が浮かんできたのです。その場では、妻に「じゃあ、ペットボトルは拾ってこないよ」と笑って出ていきました。 モヤモヤしながらもゴミを拾っていると、以前拝見した鍵山秀三郎さんが掃除をされている動
11月15日読了時間: 4分
続けるしかない人になるために
先日、10卓MG(マネジメントゲーム)が無事に終わりました。参加してくださった方々、支えてくださった方々の顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちを込めて70枚のハガキを書きました。 その後、頂いた感想文にコメントを返し、さらに翌週・翌々週と別の会場でインストラクターを務めました。とても充実した毎日でした。その一方でニュースレターの発行日が近づいているのを知りながら、一つも手を付けずにいました。そのときは、自分に都合のよい言い訳をしていました。 「なんとかなるだろう」「今日は忙しいから」「自分はよくやっている」。そう自分を甘やかしているうちに、気づけば発行日を過ぎていました。この原稿を書きながら、私は師匠の言葉を思い出します。「信頼は積み上げるのに時間がかかるが、失うのは一瞬だ。」まさにその通りです。 どれほど努力を重ねても、どれほど多くの人に応援してもらっても、たった一つの油断や怠慢で、信頼という積み木は崩れてしまう。今回のニュースレターの遅れは、私にとって大きな戒めの出来事になりました。 師匠からは、「コツコツと努力を積み上げることの大切さ」を常に
11月1日読了時間: 4分


自力有限、他力無限
10月14〜15日に東京で開催した「11卓MG(マネジメントゲーム)研修」は、私にとって忘れられない出来事になりました。三重県在住の私が、東京という土地で、しかも66名もの方々に参加していただける研修を主催できたことは、決して自分の力だけで成し得たことではありません。 今回ほど、師匠から教わっている「自力有限・他力無限」という言葉の意味を実感したことはありませんでした。 私はこれまで、「自分が努力すれば何とかなる」と思い込んでいました。しかし、この研修の成功を通して、自分一人の力には限界があること、そして人の支えを頂くことで想像を超える結果が生まれることを学びました。 この研修の成功は、多くの方々の「他力」を集めることが出来たからです。昨年の6月に「10卓のMGをやろう。」と背中を押してくれた神橋さん、國澤さん。 「そんなに大勢が入る会場をどうしよう」と悩んでいたとき、会場の情報を教えてくれたMG仲間。 集客が思うように伸びず焦っていたとき、「辻さんのMGにかける熱い思いを文章にして伝えたらいいですよ」と温かいアドバイスをくれた前田さん。...
10月15日読了時間: 4分
気づけなかったサングラスの色
先月の勉強会でのこと。師匠が参加者のAさんとBさんに向かって「お二人は、人は怖いものという概念があるように思うよ」とおっしゃいました。その言葉を聞いたとき、「なるほど、確かにそんな印象はあるなぁ」と感じました。しかし、同時に「自分はそれとは違う」とも思っていました。 その後、師匠から「同じようにMGを教えているけれど、辻さんと私との違いは何だろう」と質問を受けました。私は返答に窮して、「違いはあると思いますが、具体的にはよく分かりません」と答えました。すると師匠はこうおっしゃったのです。 「辻さんは、人を恐れているようにみえる。別の言い方をすると、信頼していないように見える。私だったら、もっと儲けたいから、うまくいっている人に自分のMGを見てもらったり、いろいろと聞きに行く。でも、辻さんはそれをしない。それは、相手を信用していないからだよ。」と言われました。 人を怖がっていると言われても、あまりピンと来なかったのですが、「人を信頼していない」と言われると、思い当たることがありました。私が高校生の頃、父の会社が倒産するという経験をしました。その原因
10月1日読了時間: 4分
三日坊主で構わない
私は経営の師匠に10年以上お世話になっています。これまで本当に多くのアドバイスや指導をいただいてきましたが、振り返ってみると、結局は自分の「得意なこと」や「そこまで嫌じゃないこと」ばかりを選んで取り組んできたように思います。...
9月15日読了時間: 3分