マネジメントゲーム(MG研修)とは
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マネジメントゲーム(MG)は、会社経営をゲーム形式で体験する実践型の経営研修です。
参加者は製造業の社長となり、設備投資・採用・販売などの意思決定を行いながら、5年分の経営を疑似体験します。
そしてゲームの最後には、マトリックス会計を使って、自分で決算を行い、P/L(損益計算書)やB/S(貸借対照表)を作成します。
また、この研修の中で MQ会計という考え方を使い、利益の構造を理解していきます。
私はこの研修のお陰で、税理士でもないのに、決算書を解説する本を書きました。また、従業員さんにもこの研修に、参加してもらいました。おかげで、社長の仕事とはどういうことなのか? 儲けるとはどういうことなのか? が理解してもらえました。
MG研修では何を学ぶのか
マネジメントゲーム(MG研修)では、会社経営に必要な判断をゲーム形式で体験します。参加者は製造業の社長となり、5年分の経営を疑似体験します。経営の中では、次のような意思決定を行います。
・設備投資をするかどうか
・人を採用するかどうか
・販売力を強化するか
・価格競争力を上げるか
・商品をどの価格で販売するか
これらを自分で判断し、結果として利益や資金の動きがどのように変化するのかを体験します。
また、ゲームの後にはマトリックス会計で決算を行い、自分でP/L(損益計算書)やB/S(貸借対照表)を作成します。この過程を通して、次のような力が身につきます。
・利益の仕組みを理解する力
・経営判断をする力
・数字から会社の状態を読み取る力
・全体最適で考える力
MG研修は、単に知識を学ぶ研修ではありません。経営の仕組みを「体験」と「数字」を通して理解する研修です。
利益の構造を体験的に理解する
マネジメントゲームを受講する前、私は「利益を2倍にするには売上も2倍にしないといけない」と思っていました。
もし売上を2倍にするとなると、仕事量も2倍になります。営業も増やさなければいけませんし、見積書も倍書く必要があります。正直、それは大変です。私自身も「そこまで頑張れるだろうか」と思っていました。
しかしマネジメントゲームを受講して、利益の構造を学んだときに驚きました。実は、利益は売上と同じように比例して増えるわけではありません。
例えば、数%の値上げをしたり、10%程度お客様が増えたりするだけで、利益が2倍になることがあります。売上を2倍にしなくても、利益は2倍になる可能性があるのです。
このことを頭で説明されても、なかなか実感できません。しかし、マネジメントゲームでは、自分の意思決定の結果として数字が変化します。値上げをしたり、販売数が少し増えただけで利益が大きく変わることを、ゲームの中で体験することができます。
この体験を通して、「利益は売上だけで決まるわけではない」ということを実感できます。利益の構造を理解すると、無理に売上を増やそうとするのではなく、どこを改善すれば利益が増えるのかを考えるようになります。
マネジメントゲームの大きな特徴は、このような経営の仕組みを、知識ではなく体験として理解できることです。
MG研修で会社はどう変わるか
マネジメントゲームを受講する前の私は、営業に出て会社に戻ると、たくさんの見積書を書いていました。営業をして、帰ってきてから見積書を書くという仕事の流れだったため、この作業がとても大変でした。
営業件数を減らそうかと考えたこともあります。しかし、それでは売上が減ってしまう可能性があります。どうしたものかと悩んでいました。
マネジメントゲームを事務員さんにも参加してもらうようになってから、会社の中で「利益の仕組み」や「社長の判断基準」が共有されるようになりました。その結果、見積書の作成は事務員さんに任せられるようになりました。
現在の営業は、お客様との商談が終わったら、すぐに事務所へ電話をします。そして、決められたルールに従って見積書を作成してもらい、そのままお客様へメールで送ってもらいます。私自身は営業に集中できますし、お客様にとっても見積もりがすぐに届くため、とても喜ばれるようになりました。
また、私はマネジメントゲームの講師をしています。研修は二日間ですが、その間に会社から電話がかかってくることはほとんどありません。事務所で判断して対応してくれています。
これができるのも、マネジメントゲームを通して「社長ならどう判断するか」という基準が社内で共有されているからだと思います。
マネジメントゲームは、単に数字を学ぶ研修ではありません。経営の考え方を共有し、社員一人ひとりが判断できる会社をつくる研修でもあるのです。
MG研修は何回受けるとよいか
マネジメントゲームには一つ欠点があります。それは、二日間という時間がかかること、そして一度受講しただけではなかなか理解できないことです。
初めて受講したときは、ルールを理解することやゲームを進めることに精一杯で、経営の仕組みまで十分に理解するのは難しいと思います。
しかし、これはスポーツや勉強と同じです。一度練習しただけで上達することはありません。天才と言われる選手でも、陰では何度も反復練習をしています。
マネジメントゲームも同じで、繰り返し受講することで理解が深まっていきます。私の経験では、最低でも5回、日数にすると10日程度は受講していただくと、利益の構造や経営判断の感覚が身についてくると思います。
最初の数回はルールを理解する段階ですが、回数を重ねると「どこに投資すれば利益が伸びるのか」「どこに無駄があるのか」といったことが見えるようになってきます。そして、一度身についた感覚は長く使うことができます。自転車に乗れるようになると、しばらく乗らなくてもまた乗れるのと似ています。
マネジメントゲームは、何度も繰り返し受講することで、会社経営の判断力を身につけることができる研修です。
MG研修の効果

同卓はライバル会社
一卓5~6名でゲームを行います。販売は、入札制です。周りの人がライバル会社になります。

他社と差別化
他社と販売能力や価格競争力、製造能力を差別化し、販売数量を伸ばします。

決算書が分かる
経理を知らなくても自分自身で決算ができます。研修を繰り返すことで自社の決算書が読めるようになります。

経営計画を作成
売上を狙うのではなく、利益(ゴール)からの逆算が身に付きます。

利益が分かる
決算書では、分かりにくい「利益」が分かるようになり、要素で考えることができるようになります。

気づきを促す
同じ時間、同じ回数意思決定をしていますが、結果は大きく違います。その違いは意思決定の精度の差にあります。