時間を有効に

半年以上たって、コロナによる日本の死者数は1000人程度です。このことから考えて、そろそろ風邪と変わらないよと言ってくれないかなぁと思うこの頃です。

一緒に経営を学んでいる塗装屋の社長さんが、コロナの影響で職人さんに休業してもらっているときに、職人さんに「人を動かすを読んで、感想文を書いてもらっています。」と言ってました。それを聞いた瞬間、この社長は鬼だと思いました(笑)。


普段読書してない職人さんに、あの分厚い本を読んで感想文を書けなんて、この社長はスパルタだなと思いました(笑)。以前書いた認知の話に繋がりますが、「感想文を書いて」と社長が言ったことに対して、私は「鬼」だと認識し、「社員教育する立派な社長だ」「社員と関わる素敵な社長」と認識する人もいると思います。同じことが起こってもどう理解するかで、幸せになるか不幸せになるかはやっぱり変わってきますね。


話を戻しまして、この時は「鬼だと認識した」で終わりました(笑)。当社は5月~7月中旬まで繁忙期で、土曜日出勤となっています。今年はコロナの影響で、土曜日を休み(休業補償)にしました。5月は、なにもせずに単に休みにしていました。


6月になり、コロナで単に休んでもらっているのも時間がもったいないという思いが沸き、なにかこちらから課題を出してもいいなぁと思ったときに、例の「鬼の話」を思い出しました(笑)。そうか!本を読んでもらって感想文を書いてもらう。私も鬼の一員になりました(笑)。ちょっと前の流行りの鬼滅の刃ですね。


いくら鬼の一員となったとはいえ、「人を動かす」を課題図書にするのは、鬼の中の鬼である上弦の鬼にしかできません(笑)。私の目的を確認すると「相手との関係を悪くせずに、相手の考え方を知る。その人の作業のやり方が受け身なので、自分が主体性をもって動くことを学ぶ」です。


そうすると、分量が少なくて、内容もあっている「グッドラック」が一番いいように思いました。「土曜日が休みになっているから、これを読んで、感想文を今月末までに書いてきてくれる」と言って、本を渡しました。抵抗をするのかなぁと思ったら、「ハイ、分かりました」と快諾です(抵抗すると予想していることは、感想文は嫌なことと私が認識しているのでしょうね)。


次の日に「社長、あの本読みやすかったです。もう読みました。いい内容なんでぜひ購入させてください。」と言ってきました。「あげたものだからいいよ!」といいました。また次の日に「あの本を家族で読んだんです。子供がすごく興味を示して、一緒に読んでます。」と報告がありました。


家族で本を読むのは素敵な家族だなぁと思いました。感想文も期日まで提出がされて「日々の作業は土の入れ替えや木々の枝を落とす作業、取引先や仕入れ先と円滑な協力関係を築くことは水を引くこと、お客様へのより良いアプローチを試していくことは、小石をつまみ出す作業だと思います」と実際の作業と本の内容をつなげて考えてくれたことが良かったです。主体的に動くという気づきには、至りませんでしたが、本人なりの気づきがあり、ホッとしています。コロナによって休業が発生した際に、単に休みにするのか?その時に何か課題を出して勉強してもらうのかで今後の会社が変わってくるかもしれませんね。


良いことも悪いことも起こったことをいかに利用することができるかが、リーダーとして問われているのかもしれませんね。



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