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この会社で働く社員が幸せであるかどうか?

「経営は逆算である」という名言を残された一倉定さんに学ばれたかとう製菓さんの環境整備の見学会に行ってきました。


環境整備の見学だけでなく、加藤社長のお話も聞かせていただきました。その中で3つとても印象に残ったことを紹介させていただきます。


一つ目は、環境整備をやる目的です。加藤社長は、当初、目的を「自分の身の回り、会社を綺麗にして、仕事をする環境を整えること」だと思っていたそうです。


それなら、掃除屋さんにやって貰えばいいわけで、社員さんに納得してもらいにくいと思います。環境整備と言えばトイレ掃除です。100人いたら、100人ともトイレ掃除は、やりたくないはずです。しかし、100人とも綺麗なトイレを使いたいと思っているはずです。


トイレ掃除は、あとで使う人のためにトイレを美しくする。自分ではなく、相手のために時間や体を使います。トイレ掃除は、自分軸から相手軸へ切り替えることだとおっしゃいました。


この体験は、お客様第一主義にも通じます。お客様が何を望んでいるのか? それを理解して実践すること。お客様に対応する心を養うこと、これが環境整備の目的だと定義づけされたそうです。


その次が、仕事の取り組み方のことです。開け閉めのできる大きな窓を、2人の社員さんに綺麗にして欲しいとお願いしたとします。そうすると窓の桟(枠)はどちらが掃除するのかという問題が発生します。


仕事でも似ていることが起こります。やたらと自分の仕事の領域を決めたがる人がいます。それではダメで、相手の領域を超えるのが仕事ができる人だ。とおっしゃいました。そして次の言葉にしびれました。「この桟に、クレームと利益が隠れているんですよ。」とても分かり易く、これなら誰にでも仕事の枠を超えることの大切さ伝えることができると思いました。


最後に、この題のことになります。かとう製菓さんはせんべいのOEMを行っています。コロナ禍で売上が激減、ひどい月は9割減の時もあったそうです。一年目は、コロナは、長く続かないだろうと思って、何の手も打たずに赤字になったそうです。


二年目は、銀行から長期融資を行いました。半年分の運転資金を調達されました。ここまで準備をして、社員さんの給料をどうされたと思いますか? なんと5%の昇給されたそうです。


そのころは、コロナで奥さんのパートの仕事がなくなったなど、暗い話しかありませんでした。そんな時に、一倉定さんの「社員の幸せを考えなさい」という言葉が下りてきたそうです。会社が社員さんに今、与えられる幸せは、お金しかない。と加藤社長は思い、昇給に踏み切ったそうです。


師匠のブログに「人生のさまざまな状況にどう対処するかによってリーダーの人格が多く浮き彫りになる。危機が人格を練り鍛えるとは限らないが、人格を露わにすることは間違いない!逆境に直面するとき、人は人格か妥協か2つの道から1つを選ばなくてはならない。もし人格を選ぶなら、その選択がマイナスの結果をもたらしたとしても、そのたびにその人は以前よりも強くなっていく」と書かれていました。


まさに加藤社長のことだと思いました。


さらに、お客様第一主義、重点主義について実例を挙げて説明していただき、社員を採用する際に見る二つのポイントなど、加藤社長が経営する中で気づいた様々なことを教えていただきました。


来年1月に再訪問を予定しています。ご興味のある方は、メッセージをしてください。優先してご案内を差し上げます。


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