top of page

来年は何に挑戦をしますか?

約10年前の年末にある研修に参加をしました。講師から、その年の十大ニュースを書くように指示されました。次に人生の10大ニュースを書きました。最後に来年の10大目標を作りました。


書きあがったときに、講師の方からこう質問されました。「人生の10大ニュースの中で一番新しい出来事は何年前ですか?」


私は「5年前です」と答えました。


講師の方から、「来年の十大目標のうち一つを人生の十大ニュースに入れたいですね。」と言われました。この時に電気が走りました。十大ニュースの一番新しい出来事が5年前ということは、5年間大きな挑戦をしてこなかったということだと気が付きました。


自分の基準では、その年頑張って努力をしたつもりでしたが、俯瞰して見ると以前と比べ大した努力をしていないことに気が付きました。


新しいことに挑戦しないということは、自分の人生に慣れてきている。悪く言うとこんなもんだろうと諦めているから、流しているような気がしました。せっかく生まれてきたのだから、もっと面白く人生を過ごさないともったいないという感情がわいてきました。


その研修以来、毎年一つはやったことのないことに挑戦しています。富士山登頂、100kmウォーク、五十鈴川水行、バンジージャンプ、小冊子出版。今年は複写はがき1万枚達成でした。これらの挑戦が、人生の10大ニュースに入るかは置いといて、この年は、○○に挑戦した年だったと思いだせるようになりました。年に一つ狙うことで人生に色が付き、鮮やかになってきたように感じます。


こうなってくると来年は何に挑戦するかも楽しみにですし、60歳は赤い下着を着て、スカイダイビングするのは決まっています。


やり続けることでの気づきもありました。富士山登頂や100kmウォークやバンジージャンプなどは、とにかくやってみる。挑戦するだけのことで、それに対して準備や練習など一切ありませんでした。未知のことをやるのは自分も面白いですし、周りにめっちゃウケましたが(笑)、達成してもそんなに感慨深いものでありませんでした。


これらを人生の10大ニュースにするには何かが足らないような気がしました。そのためにはやりきったぞ! という達成感が必要な気がしました。達成感を得る為には日ごろからコツコツとした努力がいると思いました。それでP/Lの小冊子を作る、複写はがき1万枚達成を目標にしました。達成したときが、とても楽しみでした。


やりきってみると、意外と感動が沸き起こるわけでもありませんでした。例えると、毎日ゆっくりと歩いていて、途中にゴールテープがあって、そのゴールテープを切ったという感じでした。


P/Lを書ききったら次はB/Sを書くつもりでしたし、複写はがき1万枚で終わりではなく、今も続けています。B/Sの原稿を書く、複写はがきを書くことは日常になっているように思いました。その時に大きな達成感は感じませんでしたが、10大ニュースに入れたいと思います。


私の場合は個人の目標でしたが、会社でもいいと思います。今年もあと2か月です。今年の振り返りと来年の計画するにはもってこいの時期だと思います。




​研修(MG)予定

bottom of page