あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年は、フルマラソンに挑戦をしました。自分が想像している自分を超える体験ができたことが大きな収穫でした。
10月にフルマラソンを走り切り、その後、どうしようかと思っていました。これで辞めるのはもったいない気がして、週に2日ほどラニングを続けていました。
ある飲み会で、友人が松阪マラソンのサポーターをしていることを知りました。彼曰く、松阪マラソンのエイドのすばらしさは、ランナー界で有名だというのです。それは体験しなければと思い、今年の12月の松阪マラソンに参加することにしました。
目標が決まれば、練習にも熱が入ります。と言いたいですが、12月になると外気温が下がってきて、外に出るのが嫌な気持ちがわくようになってきました。
私は、CL(建設的な生き方)を学んでいます。CLとは、アメリカ人文化人類学者D・K・レイノルズ博士が日本の精神療法である森田療法と、内観療法をもとに 創案された、実際的な人間になるための 教育法です。
感情は、湧いては消える内面に起こる自然現象のようなものです。自分の意思でコントロールできない感情には責任がありません。不安、緊張、怒り、めんどうな気持ちを認めて、その気持ちのまま必要な行動に向かえばそれで良いのです。
自分の意志でコントロールできるのは、自分の行動です。コントロールできる自分の行動には責任があります。たとえ腹がたっても相手を殴らないこともできますし、やる気がしなくても、不安な気持ちでも必要な行動をとることは可能です。
講師の方から、「あなたのお母さんが毎日やる気満々に夕食を作っているでしょうか? お母さんがやる気になるのを待っていたら、きっとあなたの夕食はないでしょうね。やる気という感情に左右されず、なすべきこととしてお母さんは夕食を作ってられる。これが立派なことです。」と説明を受けたときに、なるほどとは思いましたが、なかなか厳しい教えだなぁと思いました。
端的に言えば、「なすべきことをなす」となります。それができれば、何の問題がありません。より行動をしやすくするために、行動のヒントというのが作られてます。その一つに「やる気がなくても準備の行動をする」というものがあります。
教えていただいたときは、そんな都合のいい話が、あるのかなぁと疑う気持ちがわきました。せっかくなので、今回やってみました。外は寒いなぁ。走るの嫌だなぁという感情を認めて、ランニングウエアーを着て、シューズを履くのです。
ここまでやっちゃえば、5分前のあの嫌だった感情はなくなり、快調に走り始めるのです。何度やっても同じでした。ホント感情は一瞬一瞬だと思いました。また、そのとき生じた感情に行動が流されるのはもったいないと思いました。
私は、感情に行動が支配されることが多いです。このニュースレターも書かなければと思いながら、一日遅れたりしていました。
今年は、まず、準備から手をつける。そして、「やる場所、やる時間を決めて」という行動のヒントを使って、なすべきことをキチンとやり切っていきたいと思います。
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