MG研修での心に残る体験
- 2月1日
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更新日:18 時間前
人としての在り方を学ぶ
あるMG研修で、私にとって忘れられない出来事がありました。参加者の方から「人としての在り方」を教えていただいたのです。この体験は、私の心に深く刻まれています。
今回、初めてMGに参加されたお二人がいらっしゃいました。慣れないルールの中で何度も戸惑い、同じ失敗を繰り返す場面もありました。そのたびに私は講師として、「何度も言っていますよ」「ルールにのっていません。勝手なことはしないでください」と思わず言葉が強くなってしまい、徐々に厳しい口調になっていったのです。
その時の私の心の中には「正論」という名の武器がありました。「手順通りにやることが正しいこと」「ここで厳しく指摘して気づかせることが、この人のためなのだ」と考えていました。しかし、私はその考えに囚われていたのです。
以前のニュースレターで、ゴミ拾いを通じて気づいた「自分の傲慢さ」について綴ったことがあります。「良いことをしている自分は正しい」と思い込んだ瞬間、人は周囲への敬意を失い、独りよがりな基準で相手を裁いてしまいます。あの時、私はまさにその「傲慢」に陥っていました。
今回、私の心を打ったのは、お二人の「姿勢」でした。決して器用ではなく、手順通りに進めることに苦労されながらも、最後まで席を立たず、決算書に向き合い続けていたのです。表情には疲れも苦しさもにじんでいました。「わからない」とおっしゃいながらも、投げ出さず、逃げずに、決算までやり切られました。
もし私なら、自分がこれほどまでに苦手な場所に立たされ、講師から何度も注意を受けたら、途中で投げ出して帰って「もういいです、私には向きません」と席を立っていたと思います。この粘り強い姿勢には、ただただ頭が下がる思いでした。
もうお一人の方もそうです。長年、会社経営をされてこられ、十分な実績をお持ちでありながら、私に対して、腰を低く「先生、わからないから教えてください」と何度も聞きに来られました。できない自分をさらけ出し、それでも一歩前へ進もうとする。この「謙虚さ」があるから、多くの人が集まり、今日まで経営を続けてこられたのだと痛感しました。
研修が終わった後、さらに私の胸を突く出来事がありました。お二人は、誰よりも遠方から参加され、一番疲れていたはずです。それなのに、最後まで会場に残り、片付けを手伝ってくださいました。「自分たちのせいで時間が押してしまったから」と、周囲への申し訳なさを口にしながら。
さらに、すべての片付けが終わった後も、お二人は私のところへ来てこうおっしゃいました。「何か、他にお手伝いすることはありませんか?」私はお二人を「正そう」として厳しくしましたが、お二人は私を「助けよう」としてくださったのです。
私たちはつい、「できる・できない」「早い・遅い」という物差しで人を測ってしまいます。しかし本当の価値は、数字で測れるものではなく、「やり切る姿勢」や「向き合う誠実さ」、そして「人としての優しさ」に宿るのだと教えていただきました。
次の機会に、またお会いできることを心から願っています。今度は、私が「教える」のではなく、お二人の姿勢から、学ばせていただきたいと思います。最後にかけてくださった「何かすることはありませんか」というお言葉。その優しさに、私は大切な気づきをいただきました。本当にありがとうございます。
もしかして私達のことですかね?
ぜんぜんできなくてなんの進歩もなくそれでも辻先生も周りの方も懲りずに教えてくれてとてもありがたかったです。特に伊藤さんは笑顔で丁寧に教えてくださりそんな姿を見てて私もこーなりたいな〜と思いました。
今まで細かいことをしてこなかったから細かいことがちゃんと出来てないし順番を守れないのにも普段の姿勢が自然にでていた結果だと感じました。
丁寧に事を進めるということが私にとっての学びでもありました。焦らず丁寧に復習します。講義は例え話がとても分かり易かったので頭にスーッと入ってきました。また是非参加したいと思います。
久々に充実した研修でした。できてはいなかったのですが私はとても楽しかったです。またチャレンジします。宜しくお願い致します。