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習慣化のコツ?

  • 13 分前
  • 読了時間: 3分

ある研修でお会いした方と、習慣の話になりました。その方は手帳を使って日々の行動を管理されているとのこと。手帳を拝見すると、毎日、やるべきこと、スケジュール、振り返りがきちんと書かれていました。整然と埋まったページを見て、これを毎日やるのは、すごいと思いました。


私は、今まで何度習慣をつけようとしては挫折してきました。パターンはいつも同じです。まず、意気込んで始める。最初の数日はうまくいく。ところが何かの都合でやらない日が出てくる。


そのうち億劫になってきて、「明日からまた頑張ろう」と言い訳をしながら、ずるずるとやらない日が続く。そうやっていると、最後は「自分との約束が守れない自分」が嫌になって、やめてしまうのです。


この話をすると、その方が、「私もそうでした」とおっしゃるのです。私と同じだったはずの人が、なぜこれほど大変そうなことを続けられているのか。不思議に思い、尋ねてみました。


「毎日書く工夫って、どうされているんですか?」

試行錯誤を重ねた末にたどり着いたコツが、これです。「ゴールを低くする。手帳を開いたらOK。」


開いたあとに何も書かなくてもいい。まず開くことだけをゴールにする。ただ、いざ開いてしまえば、たいていは何かを書きたくなるものです。もし書かなくても、「開いたから今日の約束はクリア」と自分に言い訳ができる。もちろん最初の頃は、白紙のページもあったとおっしゃっていました。


正直、半信半疑でした。そんな低いゴールで本当に続くのか。そう思いながらも、続けて聞いてみました。


「私、ランニングを習慣にしようと思っているのですが、どういうゴール設定がいいですか?」


すると、「走ることをゴールにするのは高すぎます」と即答されました。

「ランニングシューズを履けばOK。」


マジで! そんな低い目標でいいの? という思いが立ちました。その方が続けておっしゃったのは、「履いたついでに走ればなお良し。でも履いただけでも十分。走らなくても合格。そう決めてしまうのです。」


「走る」というゴールは、疲れている日や天気の悪い日には、ハードルが一気に上がります。一方、「シューズを履く」だけなら、まぁどんな日でもできるでしょ。そう言われて、なるほどと思いましたが、本心はやるかなぁという疑問もありました。


実際にやってみました。これが効果的でした。シューズを履いてしまえば、たいていそのまま走り出しています。履いて、玄関先に出て、少し歩いて、気づけば走っている。不思議なもので、始めてしまえば続くのです。問題はいつも、始めるまでの一歩でした。


結果、5月は22日間走り、総距離は100kmを超えました。友人には「やりすぎ」と言われましたが(笑)、我ながら驚いています。


同じやり方を、日課の「内観」にも取り入れてみました。一日を振り返り、「していただいたこと」「して差し上げたこと」「ご迷惑をおかけしたこと」を客観的に見つめる時間です。


こちらのゴールは「エクセルのファイルを開けばOK」。何を書くかはそのあと考えればいい。そう決めてからは、ファイルを開きさえすれば自然と指が動くようになり、今も無理なく続いています。


私はこれまで、習慣化とは「強い意志を鍛えること」だと思っていました。そして、続けられない自分は意志が弱い人間なのだと。しかし今回の経験を通して、意志の力もさることながら、


それ以上に「自分との約束を守れる日を増やすこと」が大切なのだと気づきました。「守れた」という小さな積み重ねが、やがて自信になる。その自信が、さらに次の一歩を動かす原動力になる。仕組みの小さな設計こそが、長く続く大きな習慣を作るのだと思います。



※これはあくまで個人の感想です。すべての方に同様の効果があるとは限りません。



 
 
 

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