性能よりも魅力

まだまだ、コロナの影響があり、業績は回復しませんが、頑張りたいと思います。私は、母の日には、母の好きなものを県外まで買いに行くのですが、コロナで断念しました。今年は、近くのケーキ屋で買っていくことにしました。みんなで食べれるように好きなケーキを一つづつ選ぶことになりました。子供たちは、あれにしようかこれにしようかと嬉しそうに選んでいます。私は、甘いものがあまり好きではないですが、悩まずにすぐに決めることができます。決して、決め打ちではないですよ。毎回違うものを選んでいます。


何を基準に選ぶかというと「一番残っているケーキを選びます。」そうすることで、せっかく作った職人さんが、報われるような気がして、この基準で選んでいます。この話を聞いて、私のことを、人のことを慮ることができる優しい人(魅力のある人)だと勘違いしないでくださいね。実は、これは教えてもらったやり方です(笑)。


学校で勉強を学びますが、これは、自分のための勉強ではないでしょうか?自分のために自分の時間を使うことは悪くはないですが、これを繰り返すともししかしたら、利己的な人になるかもしれません。また、テストは、時間内にどれだけたくさん正解をかけるか?という競い合いですので、どうしても効率を意識するようになります。そうすると非効率なモノや無駄なものを嫌うようになるかもしれません。


目指しているような、すべて効率的な世の中、あるいは誰もが、自分が好きなことばかり選ぶ世の中をイメージしたら、どうでしょうか?意外と幸せとは遠い、殺伐としたものになるんじゃないでしょうか?


えらそうなことを書いていますが、会社での私は非効率を嫌い、仕事の正確さや速さのみでその人を評価していました。仕事が完璧であることはお客様にとって当然のことですが、テストと同じで評価は、100点まで、間違えると減点されます。決して100点以上になることはありません。


事務員さんを観察をしてみると、仕事が正確でなく、何度もやり取りをしていても、お客様が満足していることがあります。それは、要件だけでなく、相手に対して一言を添えた優しい言葉使いに満足されているように思います。それは100点を超えて、加点されているように思いました。


このようなことは誰にでもできるはずですが、意外と少ないのが現実だと思います。それは、私のケーキを選ぶことと同じように教えてもらっていない、または、価値がないと思い込んでいるのだと思います。学校での成績や仕事の速さや正確性のように分かりやすいことが大事だと思う方もいらっしゃるかと思いますが、最近になって、私はこのような人の魅力を高めることが大切だと思うようになってきました。


仕事の速さや知識など性能の優秀さを自慢している人がときどきいますが、性能は機械や道具としての能力を測るものです。機械である以上、人に使われるものでしかありませんし、利用価値(性能)が下がれば捨てられることもあるでしょう。


それに比べて魅力は、関わる人を気持ちよくさせる能力ですので、100点を超えて評価されることがあると思います。そんな魅力のある人には、人が集まってきます。それは幸せなことだと私は思います。


えらそうなことを申しましたが、私は、好きな食べ物に関していえば、決して、残っているものではなく、自分の好きものを好きなだけ食べています(涙)。

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