部下の指導

部下が不適切な行動をしていたときに、ここで部下に注意をしたらいいのか?スルーして次にしようかと悩んだことはありませんか?私は部下の指導について体系的に学んだことがありませんでした。それで自分がキチンとやってないのに、部下を指導するのを躊躇することが多かったです。


先日、ある方から部下の指導の考え方を教えていただきました。その時に、私のやっていることは、上司としての責任を放棄していると言われました。

その方から「上司の役割は何?」と質問されました。この筆問に対していくつか答えた中に、放棄している理由がありました。


私は、「部下を指導すること」と答えていました。部下を指導することが自分の役割なのに、躊躇しているようじゃ、仕事を放棄していると言われても仕方がないですね。

その方曰く「自分がやってないことを部下に行ったら部下に反発されるかもされたり、聞いてくれなかったりするかもしれないが、それをやるのが仕事。つまり自分のことを棚に上げても指導するのが上司の仕事」と言われました。


「部下から、社長(上司)だって、この間〇〇だったじゃないですか!と反発されたときは、どうしたらいいですか?」と聞きました。「そんな時もあったかもしれないけれど、今、話しているのはその話ではありません。今はあなたの話をしているのですから、話を変えないでください」と言います。


そして「自分のことを棚に上げて言っているようで納得いかないかもしれないけれど、私たちにはそれぞれ役割と責任があることはわかっていると思います。私は経営者なので、良くないところに気がついたらそれを指導するのが仕事で、会社が赤字になってもお給料を払うのが私の責任です。あなた(従業員)は、上司の指示に従って仕事を進めることが役割であり、指導に従うことが責任です。『自分のことを棚に上げて』と思うかもしれないけれど、そこはわかってください。」と言います。


上司が「指導しよう」と思うときは、それをそのまま放置していたら、いつか問題が起きてその人が損をすると思うときです。だから、その問題と向き合ってもらわないと意味がありません。


そうするためには、「私もそういうときがあるんだけど」という言葉は邪魔な言葉だと思うのです。その人の行動を変えられるのはその人自身だけです。ですから、その人が自分の問題と向き合うことを邪魔してほしくないと思うのです。


「自分にもそういうところがある」と思うのなら、それを直すのはその上司自身のなすべきことで、部下には関係のないことですと言われました。


この話を聞いて大きな問題だと思ったことがあります。私には、部下にどうなって欲しいかというゴールがありませんでした。その場が収まれば良いとか、自分のやり方に従っていないなどという短絡的な基準で指導をしていたように思いました。


これからは、部下にどうなって欲しいか?というゴールをキチンと確認する。そのゴールに向かっていないことは指導していくことが大切だと思いました。そのためにそれを続けるとどうなのか?と将来を本人に想像してもらい、気づいてもらえるようなアプローチをして、上司としての仕事をしていきたいと思います。


この方法が正しいかどうかは分かりませんが、もし参考になることがあればうれしいです。


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