成功し続ける人の6つの習慣
皆さんは、長期的に、幸せと成功の両方を達成し続ける人になりたいと思ったことはないですか?
先日、成功し続ける人の6つの習慣を読みました。その本には、6つの習慣を身に付ければ、どんな人もハイパフォーマー(幸せと成功を達成し続ける人)になれるというのです。このようなうたい文句の自己啓発本はたくさんありますね。私は疑う気持ちでいっぱいでした(笑)。
皆さんも疑いの気持ちがあるかもしれませんが、話を進めさせてください。この6つの習慣とはどんなことでだと思いますか? 項目を説明します。
1 すべてを明確にする
2 エネルギーを高める
3 必然性を高める
4 生産性を高める
5 影響力を高める
6 勇気を出す
アメリカの翻訳本なので、意味が分かりにくいかもしれませんが、のちほど、詳細は説明します。
まず気を付けたいのが、習慣の定義がこの本では違っています。一般的に習慣とは、繰り返し行ううちに、そうすることが癖になることを指します。無意識で、できるようになることですよね。
この本では違います。大きな戦いに挑んだり、山頂を目指して努力したりというような、大きなことをするときに、しっかり意識すべき心の習慣だとしています。これは無意識に出来るものではないのです。6つの心の習慣は、絶えず注意と努力をする必要があります。
ここまで聞くと、ちょっと無理かもと思いませんか?この本では、誰に遠慮することもなく、自分の人生を良くしたいと言う野心を持つ事。より多くを望むこと。書いてあります。
皆さんがここまで読んできたということは、少しでも自分の人生を良くしたいという思いがあったからだと思います。だから、この6つの心の習慣に挑戦する資格があります。あとは、6つの心の習慣を実行するだけです。
とはいえ、具体的にどうすればいいのかが分からないと思います。私が少し体験したことを述べてみます。
私は、現在10月のフルマラソンに向けて練習をしています。これは体を鍛えることすから、二番のエネルギーを高めるを、意識しています。練習は、夕食後の1時間ほどのランニングです。
この練習をするには、食事や入浴の時間から逆算すると20時まで帰宅しなければなりません。仕事は必ず20時には終わらせる必要が出てきました。今までのようにだらだらできなくなりました。おかげで仕事の生産性を考えて行動するようになりました。
また、コツコツと練習を続けることで、これまで後回しにしていたこと(片付けや依頼された仕事)が気になるようになり、以前よりもキチンとするようになってきました。おかげで生産性が高まってきました。
6つの心の習慣を身につけるのに、6つを別々にやるのではなく、このように、一つキチンとやれば、ほかの習慣も底上げされるのです。
それ以外の効果として、自分への自信も沸いてきました。家族からもこれだけ頑張るのは尊敬するよと言う言葉もいただきました。大げさに言うと幸福感が高まっています。
このように6つの心の習慣を、実践することで成果がでます。 と言ってもまだ疑いませんか?
この本の著者も疑う方はいるでしょうと言っています。だから、疑問があったとしても各自がやってみて、効果があった事のみを続けて欲しいと言っています。
それでは、一番目の「すべてを明確にする」を説明していきます。
すべてを明確化するとは、「自分自身」「対人関係」「スキル」「他者への貢献」という4つの領域での展望を明確化する事です。
自分自身の展望と言うと、自分の行く末を考えることです。私は、将来を明確に想像するのは難しかったです。また、将来予測したとしても、その通りの結果が出ないと、恥ずかしいので、明確化することから逃げてきました。
目指したい理想像についてしっかりと時間を使う。こうやって決めた理想像を普段から意識して行動していくことです。自分自身を明確化する簡単な方法は、なりたい自分を表す3つの言葉を選んで、この3つの言葉を普段から見るようにすることです。私もやってみましたが、まだしっくり来ていません。
「対人関係」の展望を明確化するとは、他者とどのように接すべきかを考える。当たり前だと思いませんか?
それでは、チェックしてみましょう?
会議に参加する前に、参加者の一人一人にどう接しようと考えたのか?
電話をする前に、どのような口調で話そうと考えたか?
友達と出かけた時にどのような熱量で場を盛り上げようかと計画したか?どうですか? ここまで徹底されてましたか?
私は、今この本の紹介を、熱量を持って伝えているつもりですが、いかがですか?
逆に、ダメな事をお伝えします。相手を軽視したり、敬意が欠如していると相手に感じさせることが一番ダメな事なので気を付けてください。まさか、従業員さんに対して、そんな態度をとってませんよね?
「スキル」の展開を明確化するとは、将来の成功ために今、身に着けておくスキルを明確にするということです。
そのスキルも趣味の領域ではなく、人に教えられるレベルまでを狙うことです。こういうと大変なことのように聞こえるかもしれませんが、絞ることで達成しやすくなります。例えば、マーケティングを学ぶのでしたら、全般ではなくECのマーケティングだけに絞って人に教えらえるレベルまで学ぶことです。
「貢献」の展開を明確にするとは、社会にどのように貢献していくのかを思い描いていく事です。お客様に最大の価値をもたらすものは何か? という問いにこだわることです。どうしても自分の都合(楽して儲けたい。自分を認めてもらいたい)が優先しがちですが、相手にどうやったら貢献ができるのかを 真剣に考えて実行することです。
ここまでが第一章の要約です。ご興味があれば、「世界3万人のハイパフォーマー分析でわかった 成功し続ける人の6つの習慣」を読んでみてくださいね。
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