top of page

「効率的に」に潜む罠

  • 2025年8月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年8月5日

ある日、従業員さんの出社の様子を見ていて、「効率的にやっているつもりでも、それがあだになることがあるな」と感じた出来事がありました。


弊社の敷地は、道路から入るとすぐに食堂があり、そこにタイムカードがあります。食堂の隣が事務所で、駐車場は少し奥にあります。駐車場から食堂まではおよそ100m、歩いて1分もかからない距離です。


道路→タイムカード(食堂)→事務所→駐車場


私は朝、事務所の床にワックスをかけた後、食堂と事務所の間にある水栓で雑巾を洗っているのですが、その時にあることに気づきました。


私に「おはようございます!」と声をかけてくれる従業員さんと、そうでない従業員さんがいるのです。


挨拶してくれる人は、

①駐車場に車を止める

②歩いて食堂に向かう途中で私を見かけ、挨拶する

③タイムカードを打刻する

④事務所へ入る

という流れでした(Aチーム)。


一方、挨拶しない人は、

①車を食堂の前に停める

②タイムカードを打刻する

③その後、車を駐車場に移動する

④事務所へ入る

という流れでした(Bチーム)。


どちらも出社時間に余裕があるので、私はこれまで特に気にしていませんでした。「Bチームの方が効率的だな」と思う程度だったのです。ところが、ある日ふと気づいたのです。Bチームの人たちのほうが、仕事での小さなミスやトラブルが多いということに。


ちなみに、私の妻はAチームです。そこでその話をしてみると、「そりゃそうよ」と言われました。


その言葉に、ハッとしました。本人は効率的に動いているつもりでも、たった1分の時間を惜しんで自分の都合を優先しているその行動が、実はその人の価値観や優先順位を表しているのだと思ったのです。


たった一分を惜しむのと同じように、仕事でチェックする時間を惜しんだりしているのではないかと、それが表れているのかもしれません。


偉そうに他人を批判していますが、私自身も同じようなことがあります。効率を優先して、本人としては手を抜いたつもりはないのに、結果として雑になってしまったり、周囲から「自分本位だ」と思われたりと、思い返すと、似たような「一分を惜しむ判断」をして、失敗につながっていたように思います。


他人の行動を見て「こういう人はダメだな」と思うのは簡単ですが、それを「自分もやっている」と気づくことの方が大切です。まさに「一事が万事」。一つの小さな行動に、その人の在り方が現れるのだと思いました。


私はまだまだ、学んだことを実生活に活かしきれていません。反省すべきは他人ではなく、自分です。この気づきを実践して、面倒くさがらずに一つ一つ丁寧に行動をしていきたいと思います。



コメント


​研修(MG)予定

©2020 by 伊賀忍者MG。Wix.com で作成されました。

伊賀忍者MG

518-0467

三重県名張市赤目町相楽371

株式会社 総本家 辻

​0595-63-2664

bottom of page