

MQ会計を豊富な事例で学べる小冊子
「利益のルールを学ぶと赤字体質の会社が儲かる会社に変わる」が完成しました。MQ会計をたくさんの図表を使って、豊富な事例で解説をしています。初心者の方からとても分かりやすいと好評を得ています。 第一章を公開させていただいています。ご笑読いただけましたら幸いです。...
2022年9月1日読了時間: 6分
「いいことをした話」にならない理由
私は、マイルールとして、公衆トイレを使わせていただいたときは、自分の体が触れるところ(便座)を拭いてから出ることにしています。便器の中まできれいにするつもりはありません。そこまではルールにしていません。やっている理由は「使わせてもらったから、元に戻す」という感覚です。 先日、急いで入った公衆トイレで、便器の中に汚物が付いているのを見ました。正直、少しげんなりしました。それは明らかに、私のマイルールの範囲を超えています。便器の中まできれいにすることは、自分に課していません。「これは自分の仕事じゃない」「ここまでやる必要はない」と、頭ではすぐにそう思いました。 そう思いながら用を足していたのですが、「これはルールじゃない」と思えば思うほど、意識はそこに向いてしまいます。水を流したあと、もう一度便器を見たときに、なぜかそのまま出ていく自分に引っかかりを感じました。誰に見られているわけでもないのに、「逃げるのか?」と問われているような気もしました。 少しの間、そこで立ち止まりました。正直に言うと、めんどくさいという気持ちの方が強かったです。別にやらなくて
1月15日読了時間: 3分
今年の挑戦
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年の挑戦は、スカイダイビングにしました。私は、「一年に一つ、新しいことに挑戦する」ということを続けてきました。人から見れば小さなこともあれば、少し変わったこともあります。富士山に登る。100kmを歩く。極寒の五十鈴川に浸かる。ニュースレターを発行。バンジージャンプを飛ぶ。P/Lの小冊子を作る。複写はがきを一万枚。フルマラソンを走る。そして昨年は10卓MGに挑戦しました。 それぞれ内容も重さも違いますが、共通しているのは「その年を象徴する一つ」がはっきり記憶に残っていることです。不思議なもので、「あの年は何をしていたか」と振り返ると、その挑戦が自然に浮かびます。 そのときの努力や準備、周囲とのやり取り、終えたあとの感覚まで一緒に思い出されます。楽しかったことも、しんどかったことも含めて、その年を代表する出来事として強く記憶されます。 もしこの「一年に一つ」を意識していなかったらどうなっていたでしょうか。仕事に追われ、日々の予定をこなして、気がつけば一年が終わる。そんな年が続いていた
1月1日読了時間: 3分
「会社は大丈夫か」と声をかけられて気づいたこと
私の父は、私が中学生の時に脱サラして起業し、そして私が高校1年の冬に倒産しました。母が涙ながらに「このお金を隠しておいて」と新聞紙に包まれたお金を渡してきた光景は、今でも鮮明に覚えています。 倒産後、数年して父は、再び商売を始めました。しかし大学生だった私は、「あれだけ迷惑をかけておいて、また商売をするのか」と怒りがこみ上げ、父の行動を受け入れることができませんでした。実家にも、できるだけ帰らないようにしていました。 そんな背景があったため、私は卒業後は安定を求めて大企業へ就職し、「経営には二度と関わらない」と心に決めていました。 ところが就職して数年後、母から「お父さんの顔が真っ黄色やねん…」と今にも泣き出しそうな声で電話がありました。急いで病院に行くと、父は弱り切った姿でベッドに座っていました。すぐに大学病院へ転院し、その夜には母から「今から緊急手術」という連絡が入りました。 母は病院に付きっきりになり、会社を継ぐ予定だった弟が急きょ退職し、ひとりで会社を支えることになりました。しかし、引き継ぎも経営の知識もない状態で背負うには、あまりにも重
2025年12月15日読了時間: 3分