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スマイルカーブ
先日、経営コンサルタントでもあるKさんのfacebookの進水式の投稿を拝見し、とても考えさせられました。30億円規模ともいわれる巨大なケミカルタンカーが船台から海へ滑り出していく瞬間は、まさに日本のものづくりの迫力を象徴する光景でした。 このタンカーの舵を取るのがKさんの弟さんであり、進水後に船を安全に誘導するタグボートは親戚の海運会社が担当していたそうです。 今回進水したのは、インドネシアの貿易会社が発注した、化学薬品を運ぶためのケミカルタンカーでした。世界シェアダントツの中国、それに続く韓国ではなくなぜわざわざ日本に建造を依頼するのか。 その理由として挙げられたのが、「日本で作ると安いから」という言葉だったそうです。もちろん、日本の造船には高い技術力があります。精度、耐久性、安全性、品質管理、どれをとっても世界トップクラスです。 しかし発注側が最も重視していたのは、技術そのもの以上に「約束通りの納期で、しかも安く仕上がる」という点でした。つまり、日本は高品質でありながら価格競争力まで持っているということです。 本来であれば非常に強い競争優位
4 日前読了時間: 3分